フェスティバルホールさだまさしバースデーコンサート


奇跡的にチケットが取れて、4月10日さだまさしさん71歳のお誕生日に、さださんの聖地フェスティバルホールでコンサートを聴く事ができました!

festival hall Annniversary series 「さだまさしコンサート」

2023年4月10日(月) 17:00開場、18:00開演

フェスティバルホールの誕生65周年とリニューアル10周年記念の特別企画!

日本でコンサート回数が最も多いアーティストであり、あらゆる会場で歌ってきたさだまさしさんが「最も好きなホール」と公言するフェスティバルホールは、さだまさしファンにとっては聖地。そんなフェスティバルホールのアニバーサリーコンサートとしてさだまさしバースデーコンサートを企画していただけるなんて、夢のようです。

ロビーには親交のあるアーティストからの祝い花も。

出演

さだまさし

吉田政美(グレープ)

立川談春

倉田信雄(あのねーず ピアノ)

田代耕一郎(あのねーず ギター)

木村キムチ誠(あのねーず パーカッション)

セットリスト

(第一部)

北の国から

案山子

Birthday

落語「宮戸川」(立川談春)

道化師のソネット

(第二部)

精霊流し(グレープ)

紫陽花の詩(グレープ)

花会式(グレープ)

殺風景(グレープ)

キーウから遠く離れて

いのちの理由

修二会

(アンコール)

風に立つライオン

定番の『北の国から』で開演。コロナ前は客席全員で大合唱していましたが、

心の中で合唱するのがお馴染みになってしまいました。5月8日からコロナ5類化が確定したので、50周年ツアーの頃にはみんなで歌えるようになるのでしょうか?

『案山子』『Birthday』とコンサート(特にアコースティックツアー)でほぼ選曲される定番メニューを続けますが、さださん本人のお誕生日なので『Birthday』はやっぱり染みますよね。

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そして歌い終わったところでサプライズ!

倉田さんの「Happy Birthday to You」ピアノ演奏に乗せてグレープ吉田政美さんが巨大なケーキを持って登場!3階席だったのでちゃんと見えませんでしたが、さださんのインスタグラムに公開された写真を見るとものすごいケーキでした!

発売中のアルバム『グレープセンセーション』のジャケット用にさださんが描いたグレープセンセーションの絵を完全再現!!これはすごい!!

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吉田政美さんの出番は第二部なので、サプライズでお姿を拝見できて嬉しかったです。

吉田さんが退場し、第一部の締めは落語のコーナーになります。

「いま東京で最もチケットが取れない落語家」と言われる立川談春師匠が本日のゲストで、落語を一席披露した後でさださんがアンサーソングを歌って第一部閉幕、という段取り。

落語の演目はさださんのリクエストで『宮戸川』。前日の柳家三三師匠とあえて同じ演目にし、「同じ演目でも演者が変わると全然違うという事をお客様に体験してほしい」との事。

僕はこの日しか行けなかったので前日の三三師匠と聞き比べる体験はできませんでしたが、談春師匠の高座はやはり安定して立川談春でした。「さだまさしに憧れて落語家になった」というだけあって、やっぱり何度見てもヘンな人です(笑)

立川談春師匠の落語「宮戸川」に対するさださんのアンサーソングは『道化師のソネット』。さださんがギターを弾かずに倉田信雄さんのピアノ伴奏のみで歌ったこの曲も、とても新鮮で良かったです。

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第二部は待望のグレープ!!

僕がさだまさし以上に好きなアーティストがいるとしたら、グレープです。

それも1970年代当時のではなく、解散後それぞれの道を歩く中で時々再会する、「今のグレープ」が僕の最推しなのです!!

グレープ2人だけの『精霊流し』から第二部開演。2人だけなのでさださんはバイオリンではなくギターです。

発売中のアルバム『グレープセンセーション』収録のセルフカバーを聴いた時に、サビ(「約束通りに~」)で吉田さんが弾いているフレーズ(「キャインッ、キャインッ、キャインッ、ポロポロポロポロロロロロン♪」という感じ)が当時のレコードで弾いていた音源を再現してる点にとても衝撃を受けて鳥肌が立ったのですが、この日のコンサートでもこのフレーズを聴けて嬉しかったです。

このフレーズを久しぶりに弾いてた事はさださんにも指摘されてましたが、吉田さん曰く「封印していた」そうです。もともとジャズ志向の人だし、毎回譜面通りじゃなくてその時の感情で弾きたいように弾きたいのでしょうね。

次に『紫陽花の詩』!僕はグレープの代表曲はこの曲だと思っているので、これも聴けて良かったです。

新しいアルバムからは『花会式』を披露。ここからはグレープだけでなくあのねーずのバンド演奏も加わりますが吉田さんのギターの音色は本当に際立っています。アマチュア時代から数えても唯一、作詩さだまさし、作曲吉田政美という共作『花会式』。生で聴けて嬉しかったです。

ちなみに前日は『花会式』でなく『天人菊』を演奏していたという噂もあり、『天人菊』をこの日聴けなかったのは残念。

『グレープセンセーション』の新曲は全部素晴らしく、やっぱり今のグレープが一番最高です!

もっと聴いていたいところですが、『殺風景』で盛り上がったところで吉田さんは退場。

「さだまさし」に戻って『キーウから遠く離れて』『いのちの理由』とメッセージソングを続け、激しい演奏でライブ映えする『修二会』で本編終了。

ここ数年、『修二会』ラストが定番になってきてますね。

アンコールも定番の『風に立つライオン』。何度聴いてもすごい歌だと思います。

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この曲が出たら終演だとさだファンならみんな思うのでしょうが、それでも鳴りやまない拍手に再々登壇したさださん。バンドメンバーとゲストの吉田政美さん、立川談春さんも呼び込み、全員並んで一礼して終演。

通常のコンサートでなく特別コンサートなので曲数は少ないですが、内容が濃いので大満足でした。

今回もナガサキピーススフィア貝の火運動の募金&物販ボランティアとして参加しました。

募金してくださった皆様、グッズを買ってくださった皆様、ありがとうございました!


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